<印鑑のサイズについて>
印鑑のサイズは、『円(印面)の直径 × 長さ』で表記されています。
・円(印面)の直径は、お好みなので、お好きなサイズをお決めください。
・長さは基本的に60mmと決まっています。
例えば、印鑑のサイズが「18×60mm」の場合・・・
円の直径が18mm(1.8cm)、長さが60mmの印鑑ということになります。
身近な物を例にあげると、1円玉です。
1円玉は直径が20mmあります。
実際に1円玉を手のひらに押しつけてみると、意外にも円が大きいと感じると思います。
18mmの印鑑だと、押した印の大きさが1円玉よりも若干小さい円ですが、印鑑としては比較的大きめのサイズだということがわかります。
詳しいサイズについては、下の図『おすすめの印鑑サイズ』や後述をご参照ください。

※円の大きさは実物大ではございません。
サイズ感の目安にしてください。

<実印>
市区町村の役所で『印鑑登録をした印鑑』のことを実印と呼びます。
公的に認められた印鑑で主に、保険や車の契約・不動産の契約・ローン契約・遺産相続など重要な契約をする時に使用されます。
大きな契約をする際に使用するので、実印はとても重要な印鑑です。
※実印を作る場合
男性は『フルネームで、サイズは15mm以上』。
女性は『フルネームか苗字のみ、サイズは13.5mm以上』で作るのが一般的です。
しかし最近は、女性の場合、結婚してからも同じ印鑑を使用して頂けるように『名前のみ』で作る方が多いです。
名前だと柔らかい印象にもなりますし、名前のみの印鑑でも印鑑登録できますのでご安心ください。
☆サイズでお困りの方へ【実印】☆
男性は「16.5mmか18mm」
女性は「13.5mmか15mm」がおすすめのサイズです。
*フルネームで彫刻したい場合は15mm以上をお選びください。
*苗字のみ、名前のみの彫刻の場合は、たて彫り・よこ彫りどちらかお好きな方をお選びください。
*サイズは太くなるにつれて円の大きさはもちろん、存在感、重厚感が増していきます。

<銀行印>
『銀行・金融機関に登録した印鑑』のことを銀行印と呼びます。
大事な資産をやりとりする際に必要となる印鑑です。
※銀行印を作る場合
男性は『苗字のみで、よこ彫り』。
女性は『苗字のみ か 名前のみで、よこ彫り』で作り、実印のサイズより小さいサイズにするのが一般的です。
☆サイズでお困りの方へ【銀行印】☆
男性は「15mmか13.5mm」
女性は「13.5mmか12mm」がおすすめのサイズです。
*実印と銀行印のサイズが同じでも全く問題はありません。お好きなサイズで印鑑を作成してください。
*銀行印の場合、よこ彫りは「お金が縦に流れないように」という意味があります。

<認印>
認印とは、書類の内容に『目を通しました』、内容を『認めました』という意思表示をする場合に押す印鑑です。
普段の生活の中で、一番使用する印鑑ではないでしょうか。
出生届や婚姻届に署名捺印するなど、使用する頻度が高い印鑑でもあります。
シャチハタ(浸透印)不可などの書類にも使えるので幅広い書類に使用されます。
※認印を作る場合
男性・女性ともに10.5mm、12mm、13.5mmのいずれかのサイズで、彫刻はたて彫りが一般的です。
『苗字のみ、名前のみ』どちらでもお好みのお名前で作ることが可能ですが、名前のみの場合はよこ彫りがおすすめです。
☆サイズでお困りの方へ【認印】☆
男性は「13.5mmか12mm」
女性は「12mm」がおすすめのサイズです。


<彫刻>
彫刻した印鑑を実際に押した時の見本です。
『よこ彫り』の場合、右から左に。
『たて彫り』の場合、上から下に。
『フルネーム』の場合は、矢印の方向(右上から左下の順)に苗字、名前がきます。


<書体>
印相体・古印体・篆書体・行書体・楷書体からお選びいただけます。
中でも印相体がおすすめです。
篆書体をベースに作られた書体で、とても風格がある文字になります。
別名、吉相体(きっそうたい)とも呼ばれ、吉へとつながる縁起の良い書体です。
印相体は他の字体と比べて、文字と枠が接する部分が多く、欠けにくいというメリットもあります。
また、字体が複雑で偽造されにくい点においても優れています。
印相体で彫刻される方が一般的に多く、9割以上は印相体で彫刻しています。